モチベーションの正体とは?【無料公開】(9分)

今回は、先日の8/8の

「受注数を上げる社員モチベーションアップのマネジメント」セミナー

の様子の第1弾を公開します。

モチベーションの正体とは?
なぜモチベーションは「上げる」ものではなく、「上がる」ものなのか?

ぜひ社長様・幹部様に見ていただきたい内容ですので、ご活用ください。

※動画のテキスト起こしは以下をご覧ください。

モチベーションの正体とは?【無料公開】

 (モチベーションとは)ホルモンというものは100%ではないけど、大きな働きはもう既にわかってきているわけです。私はやっぱり、そこに依拠して、やっぱりこれは動機、モチベーションの正体だとあえてはっきりと私は提言するようにしています。

 ただ、一部解明されてない部分があるので、そこは補足させていただきます。が、まずはホルモンとは何かということを御紹介しておきます。ホルモンというのは体内で分泌される情報を伝える物質です。主にはアミノ酸です。体内司令塔とも呼ばれるものがホルモンです。

 では、ホルモンはどうやって動くのか。要は血流にのって届きます。どこに届くかって言ったら、人間の内臓の各器官、あるいは組織に届いて、人間の器官や組織をコントロールする役割を果たしています。これはもうはっきりとわかってます。

 中でも「脳内ホルモン」と呼ばれるものはこう書いてある。これもはっきりと分かれてます。心や身体を正常に保つための物質、そういう役割を果たすということがはっきりしています。心に関わるわけですから、モチベーションという、人間の内面から沸き上がる心理です。ある意味。これとホルモンを、むしろ結びつけないで考える方が私は無理があると思います。

 では脳内ホルモンを具体的にどんなものか。代表選手を皆さんに2つご紹介しておきます。多くのホルモンが、このモチベーションには関わるんですけども、中でも特に大きく左右するのが、オキシトシンとセロトニンと言われる脳内ホルモンです。オキシトシンは別称ですね。絆ホルモンって呼ばれてるんです。

 絆ホルモン、先程のモチベーションで、私が何を強調してきたかちょっと思い出していただくと、これで点と点がなんとなく繋がってきた、と思われた方もいるんではないでしょうか。絆、信頼関係が大事なんです。それあるいは愛情ホルモンってやる気ホルモン、まさに言葉どおりです。モチベーションそのものって言ってもいい。その働きを司るホルモンがオキシトシンということなんです。

 それともう一つ、重要な役割を果たすのがセロトニン。これは別称「幸福ホルモン」、このように呼ばれています。これが実はモチベーションの正体だった、と言っても過言ではないんです。

 では、1つと数を見ていきましょう。まずオキシトシンはですね。先程言った通り、絆ホルモン、あるいはやる気ホルモンと呼ばれてるんですけれども、この働きが顕著に出るのが母親です。母親です。女性は弱し、されど、母は強しということわざがあります。母は強しの原動力は、実は医学的に証明されています。本当に女性は出産によって強くなるんです。出産時にこのオキシトシンは、母親の脳内に大量に分泌されることが検証されています。

 それと2つ目、赤ちゃんとの絆を形成する場面でも、母親の脳内にこのオキシトシンが大量に分泌されることが判明しています。絆形成っていうのは、具体的にカットの例で書いてある通りです。例えば授乳。抱っこして赤ちゃんの仕草をながめるとか、肌と肌が触れ合っている状況です。おっぱいをあげるといった場面に、このオキシトシンっていうのは、非常に多く分泌されます。この結果、女性はどうなるんですか。

 自分を守りたいという、自己本能自己防衛本能というリミッターが外れて、この子のために命を捧げていいという風な、自己犠牲的な凄い強力なモチベーションが働くよう、まさに神がこういう風に設計した訳ですね。か弱いDNAを利用してDNAを存続させる為に赤ちゃんを守らず、存在が必要な俺を母親に託した訳です。

 そして母親は自分の命よりも、大事な存在をして赤ちゃんを見るようになる。これは本当に劇的な変化。非常に強力なモチベーションの源泉だとは思いませんか? オキシトシンこそ、まさに女性は弱し、されど母は強しの原動力は母親としての子供に対する、モチベーションの原動力になっているものなんです。

 これはもう一度繰り返しますが、医学的にちゃんと証明されています。これは事実ですと、ただこのように説明しますと、こう受け止められる方がいると思います。なんだ、オキシトシンというのは、女性特有のホルモンなのかと。そうじゃないんです。そうじゃない。男性にもしっかりと分泌します。

 じゃあ、どんな場面に分泌するか、他者との視覚的身体的な接触、あるいは、信頼関係の調整絆の深まり、こういったものが深まることによってオキシトシンが、分泌が促されることが分かっています。

 これでお分かりいただきました。いかにコミュニケーションが大事か。もっと言えば良好なコミュニケーションが大事か。良好なコミュニケーションとは何でした。良好な、とくると高い信頼関係ということでお伝えしました。絆のような関係です。そのような関係が、部下や従業員の方々とできてくれれば、これが動機となって、きっかけとなってオキシトシンが分泌されるように・・・。即ち従業員や部下の方々のモチベーションアップに繋がってくるということなんです。

 ですから、一見関係ないように思えたかもしれない。コミュニケーションに2コマ目としてあれだけ注力したのはここに結びつくからっていうことだったのです。ここでようやく点と点がしっかりと結び付いてきたと思います。

 後一つありましたよね。はいセロトニンです。これは別称幸福ホルモンと言われて、このセロトニンは感情のコントロール、あるいは精神の安定に特にかかわるホルモンだと言われています。ただ、鶏が先か卵が先かで、ちょっとここは議論が分かれてる感はあります。セロトニンまで出るから精神が安定したり、幸福感が強く感じられるようになるのか。幸福感やいわゆる感情が安定しているタイミングで、セロトニンが分泌されやすいのか。このたまに鶏が先か卵が先かの議論にはちょっと色々複数の学説があるのは事実ですけど・・・。一つ明らかなのは、精神が安定してる時、あるいは人間が幸福感を味わっている時に、セロトニンが分泌されているのはこれは事実です。

 では、このセロトニンですけれど、これはどういう場面で、特に分泌が促されるか、これ知りたいところです。これがわかってきてます。セロトニンは社会的な総合作用と密接に関連しています。他者との交流により、親密に良好な人間関係が築かれることで、セロトニンの分泌が促されることが判明しています、ということなんです。オキシトシンもセロトニンも何によって分泌されるか。これってよくお分かりいただけたと思います。これがモチベーションも実は正体だったんです。

 そして、これに何が最も大事だったかということが、パート2でお話しした良好なコミュニケーションだったということなんです。改めてお分かりいただけたでしょうか。さて、この脳内ホルモンですけど、これ物質だということで御説明しました。だから、体内と、やはりある程度量、吸収する必要があるんです。

 で、このセロトニンに限らず、ホルモンの源泉となるものもあります。ビタミンB6です。これは特に重要ですで、このビタミンB6を多く含んでる食べ物を代表例をお話しします。牛乳・大豆・バナナが代表選手です。ということは、皆さん、現場従業員が頑張ってくれたりといった場面において、社長の皆さん、じゃあ何を差し入れすればいいかと・・・。牛乳ってのはちょっと夏場腐るかもしれません。

 バナナを持って行ってあげてください。お菓子じゃなくてバナナがいいですよ。モチベーションアップに繋がるかなってことです。はいバナナです。入院患者にバナナ持って行きますよね。あれはだから気力を高めるためっていう、実は医学的な効果もあったんですね。それを皆さんの職場でも是非使ってください。

 では、ここまでねモチベーションの正体を改めて整理しましょう。モチベーションの源泉となってるのは、脳内ホルモンっていうことはお伝えしましたけど、それを踏まえていただいてみて、皆さんの理解していただかなきゃいけないのはこのことです。

モチベーションはよろしいですか。今までこの研修に参加される前は、上げるものだと思ってた方も多いと思います。が、モチベーションというものは上げるものではありません。何でかといったら、人間はホルモンの分泌を自在にまだコントロールできないからです。まあ、数10億の人間がいますから、中には、ごくごく例外的に、ホルモンの分泌を自在に操れるっていう超人的な人がいるかもしれません。それは、もうほんの何億分の1のの人でしょう。ほとんどの人は、そんなことできません。だから上げるもんじゃないってことです。じゃどうすればいいのってことなんです。

 はい一定の条件を満たすことで、自然に上がることを期待するものなんです。モチベーションそれがホルモン分泌でもあるんです。

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