三重県の子育て世代にお値打ち高級住宅を提供している工務店、株式会社サティスホームで現場監督も務めた飯田裕介さんからの新米現場監督へのアドバイスを紹介します。
どの言葉も、日々現場で悩まれている現場監督さん、これから現場監督になろうと思っている人にとって、参考になるものばかりですので、ぜひ熟読ください!
生年月日 | 1983年3月18日 | |
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住所 | 鈴鹿市 | |
趣味 | 自転車(ロードバイク)でツーリング | |
好きな食べ物 | 納豆カレー | |
現場監督歴 | 5年 |
僕は普通科の高校から名古屋の建築専門学校に3年通い、21歳のときに、学校の先生が紹介してくれてサティスホームに入社しました。
現場監督をしていたのは5年ほどです。その後、営業になって、今7年くらいです。
営業というのは、どちらかというと、与えられた仕事ではなく、仕事を作っていくというか、仕事を取ってくるというものですよね。考えて動いていかなければならない仕事です。監督というのは、どちらかというと、営業が取ってきたお仕事を引き継いで現場をこなすというものですね。そこが違いかなと思います。
社長に付いてずっと半年ほど教えてもらってから、一人で任されるようになりました。
今でも、お施主様のことも家のことはよく覚えています。年配の優しい感じのご夫婦でした。基礎工事からお引渡しまで、フォローしていただきながら一人でひと通りやってみたことで、こういう流れなんだということを急激に理解できたという感覚がありました。
達成感があり、自信をもてるようになりました。最初から最後まで一人でやったこと、お施主様との打ち合わせするのも初めてできた。
家族には逐一話しました。家族も今の社長によくしていただいてるので、話が通じやすいから、家で仕事のことはよく話しています。
それから、監督としては100棟ぐらいかかわってきたと思います。営業になってからは150~250棟ほどでしょうか。
やっぱり建築の知識が身につくということです。今、営業としてお客様にアドバイスをさせていただいたりするときに役立っています。また、家は形として残るものですから、お引き渡しをするときの達成感は、何にも代えがたいです。
現場監督は工程を組んで進めます。工程管理には「先読み」をすることが必要ですから、一番学んだことは事前準備ですね。ちゃんとやっておかないと次に進めないということを学ばさせていただきました。
監督は実際に建物ができあがる前に、頭の中で全部できあがってないとダメなんです。全部の場所について、ここはこうやって納める、ここはこのように作る、ここの部分は難しいがこう解決するということを頭の中で描いていく。予測力が鍛えられますね。
その日の仕事は忘れないうちにすぐやるということですね。現場監督の時は、事務所に帰ってからと先のばしにせずに、すべて現場で、すぐにやるということを心がけていました。何でも早く済ませたい性格ということもあります。
お客様は建築のことについては素人ですから、ものごとを分かりやすくお伝えする努力をしています。
やはり半端ない達成感がある仕事で、ものすごくやりがいがあります。
専門学校を出てなくても監督にはなれます。僕のように専門学校を出ていなくても、いろいろ教えてもらえますので、勉強する気があったり、好きだったら、全然関係ないと思います。